夏の短距離戦線を占う一戦、CBC賞。
舞台は芝1200m。
スピードだけで押し切れるように見えて、実際には展開、馬場、斤量、そして最後まで脚を使い切る持続力が問われる難解なスプリント重賞。
前で押し切る快速馬か。
流れに乗って差し込む伏兵か。
それとも、夏の馬場に適性を見せる血統馬か。
Final Answer 2026
CBC賞 ~最終予想~
2026年8月9日(日)中京芝1200m GⅢ ハンデ 3歳以上
本命 ③レイピア 馬連BOX 5頭10点
日程
8月9日(日)15:45
コース
中京・芝1200m(左回り)
格付け
第62回 GⅢ/ハンデ
枠順(本命・対抗)
③2枠 ⑥3枠 ⑦4枠 ⑧4枠 ⑩5枠
枠順が確定した。本命レイピアは2枠3番——内から3番目という絶好の番手を引き当てた。
傾向・血統・枠順の三軸が一致する。展望編で描いた「ミスプロ系×函館SS組」の方程式を、この馬が最も体現している。
対抗4頭は3〜5枠に集結。馬連BOX5頭10点で夏の中京スプリントに挑む。
Final Answer ── 本命の根拠・3つの柱
③レイピア本命 函館SS組×ミスプロ系×2枠3番
タワーオブロンドン産駒の純粋なスプリント力で重賞初制覇へ
前走函館SS3着
連対率最高の組
連対率最高の組
父ミスプロ系×母父ミスプロ系
血統フィルター◎
血統フィルター◎
2枠3番
内中枠・好位置
内中枠・好位置
本命:③レイピア
◎ 本命
③
レイピア
父:タワーオブロンドン(Gone West系=ミスプロ系)/母父:エンパイアメーカー(Fappiano系=ミスプロ系)
根拠① 前走ローテ——函館スプリントS組は過去20年で連対率37%・単勝回収率526
展望編で示した通り、前走函館スプリントSからCBC賞へのローテは近3年で3連対と最も信頼できる経路だ。レイピアは函館SSで3着(中団から伸びて0.3秒差)と内容面も評価できる。「勝負どころで差し切り態勢に入りながら、わずかに届かなかった」という内容は、中京芝1200mの持続力勝負に転じた場合の期待感を高める。シルクロードS2着・オーシャンS2着・高松宮記念5着と重賞で崩れ知らずの安定感も後ろ盾だ。
根拠② 血統——ミスプロ系×ミスプロ系という理想の配合
父タワーオブロンドン(Raven’s Pass産駒=Gone West経由ミスプロ系)×母父エンパイアメーカー(Unbridled産駒=Fappiano経由ミスプロ系)という、異なるラインながらどちらもミスプロ系で固めた配合は血統フィルターの最上位に位置する。展望編で整理した通り、CBC賞はミスプロ系が近年の主流血統として定着しており、Gone West系のスピード持続力とFappiano系のパワーを内包するレイピアの配合はこのコース特性に合致する。
根拠③ 枠順——2枠3番は外枠優勢の傾向を逆手に取る好位置
展望編で「1〜2枠の連対は限定的」と指摘した通り、最内枠は必ずしも有利ではない。しかし2枠3番という位置は「内すぎず外すぎず」の絶妙なポジション。横山武史騎手の積極的な先行力と組み合わせれば、スタートからコーナーまでにポジションを確保しやすく、外枠勢の先行争いを内から見ながら立ち回れる。先行〜好位差しという最もCBC賞で結果が出やすい戦法を取れる枠だ。
調教:A評価——最終追い切り坂路4F51秒9。三渕助手が「ひと追いごとに良くなっているのは間違いない」と確かな上昇を語った。坂路で早めに動くタイプのため終い13秒台はマイナスではなく、気持ちの乗った走りができており仕上がりに不安はない。57.5kgというハンデの重さが唯一の懸念点だが、展望編のデータ(57.5kg以上の複勝率23.1%)を踏まえても確率的には許容範囲だ。
展望編で示した通り、前走函館スプリントSからCBC賞へのローテは近3年で3連対と最も信頼できる経路だ。レイピアは函館SSで3着(中団から伸びて0.3秒差)と内容面も評価できる。「勝負どころで差し切り態勢に入りながら、わずかに届かなかった」という内容は、中京芝1200mの持続力勝負に転じた場合の期待感を高める。シルクロードS2着・オーシャンS2着・高松宮記念5着と重賞で崩れ知らずの安定感も後ろ盾だ。
根拠② 血統——ミスプロ系×ミスプロ系という理想の配合
父タワーオブロンドン(Raven’s Pass産駒=Gone West経由ミスプロ系)×母父エンパイアメーカー(Unbridled産駒=Fappiano経由ミスプロ系)という、異なるラインながらどちらもミスプロ系で固めた配合は血統フィルターの最上位に位置する。展望編で整理した通り、CBC賞はミスプロ系が近年の主流血統として定着しており、Gone West系のスピード持続力とFappiano系のパワーを内包するレイピアの配合はこのコース特性に合致する。
根拠③ 枠順——2枠3番は外枠優勢の傾向を逆手に取る好位置
展望編で「1〜2枠の連対は限定的」と指摘した通り、最内枠は必ずしも有利ではない。しかし2枠3番という位置は「内すぎず外すぎず」の絶妙なポジション。横山武史騎手の積極的な先行力と組み合わせれば、スタートからコーナーまでにポジションを確保しやすく、外枠勢の先行争いを内から見ながら立ち回れる。先行〜好位差しという最もCBC賞で結果が出やすい戦法を取れる枠だ。
調教:A評価——最終追い切り坂路4F51秒9。三渕助手が「ひと追いごとに良くなっているのは間違いない」と確かな上昇を語った。坂路で早めに動くタイプのため終い13秒台はマイナスではなく、気持ちの乗った走りができており仕上がりに不安はない。57.5kgというハンデの重さが唯一の懸念点だが、展望編のデータ(57.5kg以上の複勝率23.1%)を踏まえても確率的には許容範囲だ。
対抗4頭の評価
○ 対抗
⑥
レッドエヴァンス
父:スワーヴリチャード(ハーツクライ系=SS系)/母父:クロフネ(ND系米国型)
前走フリーウェイSを勝ってオープン入り直後の参戦で、勢いは全馬中トップクラス。東田調教師が「もともとオープンでもやれると思っていた馬」と語る通り、クラスの壁を軽々と越えてきた素材の良さがある。最終追い切りは坂路53秒4で「無理せずスッと動けた。いい状態で向かえます」と陣営もリラックスした自信のコメント。3枠6番という枠も内目で立ち回りやすい。血統的にはSS系×ND系でフィルターの最優先ではないが、近走の充実度がそれを補う。55kgという斤量のバランスも本命との斤量差を考えると魅力的な存在だ。
○ 対抗
⑦
ディアナザール
父:ロードカナロア(Kingmambo系=ミスプロ系)/母父:ディープインパクト(SS系)
展望編から最も高く評価してきた一頭。ロードカナロア産駒として2021〜2024年の4年連続連対という血統データに直接合致し、左回り3戦無敗という実績も心強い。最終追い切りはCWで僚馬に半馬身遅れたが、斉藤崇史調教師は「ここへ向けて上昇している」と前向きなコメント。4枠7番という枠はやや内目で好位を取りやすい。鞍馬S(初1200m・3着)での距離適応が証明されており、1200mでのさらなる上積みが見込める。本命との差は僅かで逆転可能な存在だ。
○ 対抗
⑧
フィオライア
父:ミッキーアイル(ディープインパクト系=SS系)/母父:キングカメハメハ(Kingmambo系=ミスプロ系)
今年のシルクロードS(GⅢ・1着)という重賞実績がこのメンバーでも上位の資格。SS系×ミスプロ系という血統フィルターもクリアし、父ミッキーアイル(ディープ系)の持続力と母父キングカメハメハの機動力を持つ。4枠8番という枠もディアナザールと隣り合わせの好位置で立ち回りは問題ない。ただし懸念は状態面——最終追い切りで主戦の太宰騎手が「いいときに比べるともう少し」と正直なコメントを残し、高松宮記念以来4か月半のブランクも不安材料。戦績は本物だが、休み明けのひと叩きが必要なタイプとすれば今回は叩き台か。対抗に据えながらも調教の不安を加味して本命からはワンランク下げた評価とする。
○ 対抗
⑩
ナムラローズマリー
父:ロードカナロア(Kingmambo系=ミスプロ系)/母父:ハービンジャー(デインヒル系)
ロードカナロア産駒として4年連続連対という血統データに直接合致する一頭。53kgというハンデは本命との4.5kg差があり、重量面の恵まれは明確な魅力だ。前走青函S4着も大崩れしておらず、状態的に大きく落ちているわけではない。ただし最終追い切りでは羽月師が「しまい重点。動きはこれぐらいです」と淡々としたコメントで、調教評価は今回の5頭の中で最も低いC評価。勝ちにいく仕上がりとは言いがたく、展望編の調教A評価からは大きく後退した。5枠10番という枠も外目で先行争いへの参加に少し距離損が生じる。53kgの斤量利を買って対抗に残したが、調教の不安が現実のものになれば着外の可能性もある点は承知しておきたい。
「危険な人気馬」として切る馬
インビンシブルパパ(6枠12番・58kg)は今回切り
調教Sという仕上がりの良さは本物だ。しかしトップハンデ58kgという重量は過去10年で「57.5kg以上の勝ち馬ゼロ」というデータがある。昨年の勝利(8枠17番・57kg)との比較でも今年はさらに1kg重い。血統的にも欧州型ND系(父Shalaa)はCBC賞のフィルターで最も不利な系統で、昨年の勝利は逃げによる展開利という特殊事情があった。陣営の仕上げへの意気込みは評価するが、58kgと血統の2点が揃った今年は評価を下げる判断とした。
調教Sという仕上がりの良さは本物だ。しかしトップハンデ58kgという重量は過去10年で「57.5kg以上の勝ち馬ゼロ」というデータがある。昨年の勝利(8枠17番・57kg)との比較でも今年はさらに1kg重い。血統的にも欧州型ND系(父Shalaa)はCBC賞のフィルターで最も不利な系統で、昨年の勝利は逃げによる展開利という特殊事情があった。陣営の仕上げへの意気込みは評価するが、58kgと血統の2点が揃った今年は評価を下げる判断とした。
タマモイカロス(8枠17番・54kg)は枠で切り
調教AかつS評価に迫る仕上がりで状態面は文句なし。展望編で高く評価した通り、芝1200m実績と馬体の充実ぶりは本物だ。ただし8枠17番という大外枠は展望編のデータ(6〜8枠は連対率高いが、最外から18頭中17番という位置は先行争いへの参加に明確な距離損)が生じる。先行スタイルの本馬にとって外から捲ると距離損が大きく、内に入れれば差し遅れのリスクがある。今回はBOXには含めず惜しみながらも切りとする。
調教AかつS評価に迫る仕上がりで状態面は文句なし。展望編で高く評価した通り、芝1200m実績と馬体の充実ぶりは本物だ。ただし8枠17番という大外枠は展望編のデータ(6〜8枠は連対率高いが、最外から18頭中17番という位置は先行争いへの参加に明確な距離損)が生じる。先行スタイルの本馬にとって外から捲ると距離損が大きく、内に入れれば差し遅れのリスクがある。今回はBOXには含めず惜しみながらも切りとする。
Final Answer ── 買い目
馬連 5頭BOX 10点
③
⑥
⑦
⑧
⑩
③-⑥
③-⑦
③-⑧
③-⑩
⑥-⑦
⑥-⑧
⑥-⑩
⑦-⑧
⑦-⑩
⑧-⑩
本命③レイピアを軸に対抗4頭を5頭BOXで全方位カバー
最終結論まとめ
| 印 | 馬番・馬名 | 斤量・枠 | 根拠(一言) |
|---|---|---|---|
| ◎ | ③レイピア | 57.5kg・2枠3番 | 函館SS組×ミスプロ系×内枠・三軸一致 |
| ○ | ⑥レッドエヴァンス | 55kg・3枠6番 | 前走3勝クラス快勝・勢いと状態◎ |
| ○ | ⑦ディアナザール | 56kg・4枠7番 | ロードカナロア産駒・左回り無敗・本命逆転候補 |
| ○ | ⑧フィオライア | 55kg・4枠8番 | シルクロードS1着の実績・休み明けの状態に注意 |
| ○ | ⑩ナムラローズマリー | 53kg・5枠10番 | ロードカナロア産駒・53kgの斤量利・調教はC評価 |
展望編から一貫して推してきた方向性を今回も最終結論で維持した。本命レイピアについては、傾向・血統・枠順の三軸が揃う形で評価を固めた。クイーンSの教訓——「展望編の高評価を最終結論で覆さない」——を今回は実践できている。対抗のナムラローズマリーは調教評価の低下が気になるが、ロードカナロア産駒のデータと斤量利を買って据え置きとした。当日の馬場状態(時計のかかり具合)によってはディアナザールとフィオライアの優先順位が上がる可能性もある。発走前に最終確認を。
Series Index ── CBC賞2026
展望編 CBC賞2026・傾向・血統・調教の三軸で読み解く
最終結論編 ③レイピア本命!函館SS組×ミスプロ系×2枠3番で夏の中京を制す(本記事)
振り返り編 (レース後更新予定)
※本記事は2026年8月8日(土)枠順確定・最終追い切り情報をもとに作成しています。
※過去傾向データはJRA公式・ウマニティ・netkeiba等の公開情報を参照しています。
※馬券購入は自己責任にて。データはあくまで過去の傾向であり、結果を保証するものではありません。

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