有馬記念も終了しました。結果としては不本意なものに。予想は当たりませんでしたし、64年ぶりに3歳牝馬が勝つという歴史的な結果に。3着のダノンデサイルはともかく、1着レガレイラ・2着シャフリヤールともに予想のすべての過程で軽視してました。いわゆる「かすりもしない」という結果に終わりました。
レース傾向的に人気順に収まる傾向が強いレースではありますが、今回は波乱と言っていいでしょう。なにせ64年ぶりの3歳牝馬の優勝。あのブエナビスタやダイワスカーレットなどの名牝たちですら成しえなかった偉業です。
その64年前の勝った馬は「スターロッチ」
知っている人がどれだけいる馬か。名前は何となく聞いたことがある人はいるかもしれませんが、競馬ファンでも知っている人は少ないでしょうね。リアルタイムで見たことあるオールドファンもどれだけいるか。。ただ、日本競馬有数の名牝にして数々の名馬を送り出したスターロッチ牝系の祖であるのは間違いありません。
上記がスターロッチの血統表ですがボトムラインに漢字の馬名が並ぶあたりに時代を感じます。一番右下にいる「クレイグダーロッチ」が牝祖になりますね。いわゆる基礎牝馬です。1926年に御料牧場が輸入した日本競馬の始まりの牝馬たちの1頭です。父系がフェアウェイの重厚なスタミナ系に対して、母父がマンノウォー系。個人的にはキレイなスタミナとスピードの融合と感じます。
何はともあれ勝ったレガレイラには来年も頑張ってもらい、スターロッチのように後世に残るような子孫達を残していってもらいたいですね。それが優駿達の宿命なのですから。
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